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未編集台本

  • にゃんねこ
  • 2019年3月21日
  • 読了時間: 10分

NO1

主に出てくる人物

七城 蜜柑(ななしろ みかん)  年齢16 性別 女 小4の頃に転校し、高校にこの町に戻ってきた。【藍川 零】の幼馴染。あることがきっかけで幼いころの記憶はあまり覚えていない。唯一、零と街の景色だけは覚えていたものの、他は全くと言っていいほど忘れている。大雑把でひと思いで人懐っこい性格。聖クロノ学園の書記。

藍川 零(あいかわ ぜろ) 年齢17 性別 男 【七城 蜜柑】の先輩で幼馴染。文武両道。柔道黒帯所持者でもある。皆から好かれており、クラスのムードメーカー。クロノ学園の生徒会長である。あることがきっかけで過保護の親並みに蜜柑を心配する。蜜柑に片思いしているからというのも理由ではあると思うが…

佐倉 翔(さくら かける) 年齢17 性別 男 【藍川 零】の親友であり、聖クロノ学園の副会長。零とは小学校からの腐れ縁であり、【七城 蜜柑】とも面識は会ったものの、蜜柑は翔の事を覚えていなかった。冷静に物事を決める。基本的には穏やかな性格である。少しミステリアスな所あり。

マリアン・ゼウス 年齢16 性別 女 イタリアからきた美人留学生。零に一目惚れし、いつも零の周りにいる蜜柑を憎んでる。だが、蜜柑を尊敬もしている。根はとても友達思い。留学生で風貌などもあり、普通に接してくれる蜜柑の事は結構好きではある。(ちょくちょく日本語がおかしい。英語も喋るよ!)

青山 潤(あおやま じゅん) 年齢16 性別 男 蜜柑のクラスメート。零に憧れ聖クロノ学園に入学。蜜柑とは気が合い、クラス一のコンビとも言われている。英語が得意(関西人)

名無し (通称なな)   年齢不詳 性別 男  ある人の右腕。蜜柑達を外の世界に出させるため手助けをする。彼も元は外の世界の住人。ある人物と入れ替わってしまうという…。名前を忘れてしまっているため、誰と入れ替わったのかもわからない。だが、大切な人は覚えている。可哀想な人物。一番の鍵になる人物かも…

謎の男(零に同化する)    年齢不詳 性別 男   謎の人が言うあの人はこの人物。この人は冷酷でありながら殺すことに快楽に浸っている。名無しも含め、他の魔物の住む異世界のボス的存在。名無しはティングと呼び、他のものはボスという。

低級魔物・上級魔物。ちゃんとした役にしてはいない。男でも女でも決めていないため、名前などもない。ただのサブキャラ。

‐プロローグ‐

零と翔と潤とマリアンは蜜柑の忘れ物で、学園に戻る。そこで何らかの異変が起きた。何が原因なのかを掴める為に探索をすることに。

‐本編‐

蜜柑「ごめんね?私が課題忘れてしまって…」

零「本当に忘れ物はそれだけか?」

蜜柑「うん!もう大丈夫!」

零「なら帰るか」

コツコツコツ……

蜜柑「はぁ~アイス食べたい…」

潤「だな。帰りに食べるかw」

蜜柑「そうしよ!」

コツコツコツ……。ピカァァ。

翔「(ん…眩しい…)あれ?ここの廊下。こんなに長いのおかしくない?」

零「ん?…言われてみれば長いな…」

翔「早く帰りたいのに同じ所に来るね…一体何が起こったんだろう…それにさっきの光は何だったんだろう」

零「光?探索してみるか…」

蜜柑「え?何が起きてるっていうの?」

マリアン「ねぇ零サマ何が起こったネ?私怖い…私の事守ってネ?w」

潤「一体どないな状況になったんや?」

零「蜜柑大丈夫か?なにかあればすぐに言うんだぞ?」

蜜柑「零!私はもうあの頃の私じゃないの!記憶はあまり覚えてないけど…それでも、自分の身くらいは自分で守れるわ!」

零「俺が心配するんだ!」

蜜柑「大丈夫だって!」

翔「まぁまぁ俺も一緒にいることだし何とかなるよ!零も気を張りすぎるな…とりあえず、ここを抜ける方法はないのかな?」

潤「あの…もしかしたらなにかトラップでもあるんじゃないんですか?なんか、ここ俺らの学園じゃないみたいやし…」

マリアン「?どういうことネ?ここは私たちの学園じゃないんデスカ?どう見たって私たちの学園ネ。」

潤「雰囲気の事や。この学園はつい先ほどまで普通の学園やったのに、空気といい、外の明るさ、静かで何故か同じ所を来てる廊下。な?なんか、いかにもな感じ。」

蜜柑「潤…それ以上言ったら私…殴るわよ?」

潤「ごめんやんw」

零「ん?なんだ?」

蜜柑「ううん!なんもないよ!」

マリアン「へー。七城はゴーストが怖いんデスネw」

蜜柑「そ、そんなことないよ!家族とホラー映画よく見るし…」

マリアン「へー」

潤「大丈夫!俺が守ったる!」

蜜柑「うざい…(ボソ)」

潤「え?うざいって言うた?メチャ傷つくんやけどぉ~!泣くわ~」

蜜柑「失せろよ…馬鹿が…(ボソ)」

潤「うわぁ!ひでぇ…本気で泣きそうや…」

翔「平気だよ?確かに雰囲気がそうかもしれないけど出ないよ。」

蜜柑「怖くないですよ!もう潤が変なこと言うから。…え?……ねぇ…あそこになにか…」

零「どうしたんだ?…あっ…」

翔「ん?どうしたの?」

潤「なんや?」

マリアン「うそん!」

蜜柑「き…きゃー!」

零「蜜柑!」

蜜柑を追いかける零。そしたら後ろから翔の声が…

翔「二人とも危ない!」

蜜柑「え?…きゃー!」

零「うわっ!」

二人は亀裂の入った床の穴に落ちていった。

潤「蜜柑!藍川先輩!」

翔「蜜柑ちゃん!零!」

マリアン「零サマー!」

三人は落ちる二人を助けようとするが一歩遅かった。

もう叫ぶことしかなくなってしまった。

穴に落ちた蜜柑は少し意識が飛び、気が付いた頃…←死ななかったことが奇跡だよねーww

蜜柑「んー…痛い…あれ?ここどこ?零?ねぇ…返事して…

零…どこ?本当に嫌だ…不気味だよ…零…私はここだよ…ねぇ早く来て…」

コツコツコツ……

??(名無し)「珍しいお客さんだね。どうしたんだい?…泣いてるのか?」

涙を拭う蜜柑。顔を上げる。

蜜柑「え?…あっ。だ…誰?」

??(名無し)「私はここの住人。君は招待受けて来たのだろう?」

蜜柑「招待?なにそれ?」

??(名無し)「え?招待もなしにここに来たのかい?…それじゃ…」

蜜柑「どうしたの?ねぇ!ここはなんなの?」

??(名無し)「ここは異世界と言ったほうがあってるかな?現実の世界とあの世の狭間…君のほかにも人はいるのかね?今すぐにここからでなければ危ない…じゃないとあの人に喰われてしまう…」

蜜柑「喰われる?え?どういうこと?私の友達はいるよ。ねぇ!何が何だかわからないわ!ちゃんと教えて?」

蜜柑はびっくりした表情で問い詰める。

??(名無し)「招かれざる客…いわば、食事…」

蜜柑「食事?」

??(名無し)「そう…招かれてきた者は喰われないが、招かれざる者は喰われてしまう…しかも、大勢のものに…私は人間など喰わないが、他のものは人間を喰う。だから、私が外の世界に連れて行ってあげる。」

蜜柑「そんな…私…皆とはぐれてしまったからどこにいるのかわからない…」

??(名無し)「そうか…なら、君だけでも外に連れて行ってあげよう。」

蜜柑「それは嫌!みんな一緒じゃなきゃ…」

??(名無し)「…わかった。それじゃ君の友達探しを手伝おう。そのかわり、この被り物を…君を守ってくれるだろう…」

蜜柑「ダサいけど助かるのならわかったわ。」

名無し「それじゃあ、今更だけど自己紹介しようかな。私は【名無し】。名前は忘れてしまっててね。だから名無し。君は?」

蜜柑「私は七城蜜柑。【名無し】じゃ可愛そうね…あ、そうだ!【なな】はどう?これからあなたの事【なな】って呼ぶわね!」

名無し「【なな】か…。わかった。短い時間だがよろしく!蜜柑ちゃん。」

蜜柑「よろしくね!なな!」

こうして、名無しと蜜柑は一緒に行動することとなった。

名無しはこの時に少し昔のことを思い出しながら…

‐ 一方、零は受け身のおかげで意識は飛ばなかった………‐←流石にないだろww

零「…くそっ。あの高さから落ちたのか…!蜜柑!どこだ?おーい!返事しろ!

それにしても、本当にここはどこだ?暗くて視界が…。蜜柑もどこにいるんだ?あいつ一人で大丈夫か?早く探さなければ…」

コツコツコツ……ピタ。

零「声が聞こえる…蜜柑か?……いや。違う。男の声だ。他にも誰かいるのか?とりあえず行ってみるか」

コツコツコツ……ピタ。

ノックしようと思った時…

謎の男「誰じゃ!」

零「あ、すみません。あの…人を探してるのですが、ここに女の子は来なかったでしょうか?小さめの髪の長いストレートの女の子なんですが…(俺…結構気配隠したはずなのになぜわかったんだ?)」

謎の男「そないな者はここには来ておらぬ。それよりお主…あの者が連れてきた中の一人かえ?」

零「(あの者?どういうことだ?)…誰の事でしょうか?」

謎の男「…正体は明かしておらぬのか…ふっふっふっ。これはこれは楽しめそうじゃ。お主…我の目を見ろ!」

零「くっ…!なんだ?体が…」

謎の男「お主…名は?」

零「オレハ…藍川零…」

謎の男「藍川零?(前に来たやつと同じ名前だったか?まぁよい)…お主の身体を乗っ取らせてもらうぞ。」

零「う…うわー!」

そう叫ぶ零は意識を乗っ取られてながらも、それに抵抗しようとするが…

身体を乗っ取られてしまう…

零×「ふっふっふっ…あっはっはっはっ!」

こうして謎の男(ボス)は零の身体を乗っ取りました。

‐蜜柑、零が落ちてからの翔たちはというと…‐

翔「おーい!二人とも大丈夫かー?」

潤「蜜柑ー!藍川先輩ー!」

とまだ叫んでました。本当に喉大丈夫かね?潰れない?まぁ。それは置いといて、すごく心配してました。結構深い穴だったので…下が見えないですしね。

マリアン「零サマ…ねぇ…翔…零サマは大丈夫ヨネ?」

と涙目で翔に訴えかけるマリアン

翔「零は大丈夫だと思うが、蜜柑ちゃんが一番心配だ…零は受け身など身体能力はいいほうだが、蜜柑ちゃんは…」

潤「嘘だろ?おい!縁起でもねぇこと言うなよ!…蜜柑無事だよな…頼む。無事でいてくれ…」

マリアン「蜜柑ちゃんは大丈夫ネ。だって、しぶといモン!」

翔「そう願うしかないな…とりあえず別の道探して二人を探そう」

潤「そうですね…」

マリアン「それはいいけど、このループ状態の廊下をどうにかしないと階段探せないデスヨ?」

翔「そこの教室でなにかヒントないか探そう。もしかしたらここから抜ける道があるかも知れない。」

マリアン「わかった!それじゃ早速行くネ!」

潤「あれ?ここ、教室やんな?なんか教室っていうより…部屋?」

翔「だね。仮説だけど、ここは異空間じゃないかな?場所は俺らの学園だけど、何かのきっかけで迷い込んだって感じかな?」

マリアン「Different space(ディファレント スペース)?」

翔「そう。ただ、仮説だからわからないけどね。」

マリアン「そうなの…」

潤「なぁ…これ何かに使われへんかな?」

翔「針金か…どこかで使えるかもな。他に何かないか探そう!針金は持っておこう。」

潤「ピッキングなどで使えそうだけど、俺できないができるのか?」

翔「簡単な仕組みのカギならね…ただ、針金は他にも使えるから…」

マリアン「翔凄いネ!」

翔「そんなことないよ。それよりも早く他に使えるもの探そう!」

潤「だな。」

マリアン「…ねぇ。これ…」

潤「どうしたんや?……嘘だろ…」

翔「二人とも?……え?これって…」

マリアン「cadaver(キャダーバ)…い…いやぁー!!」

潤「落ち着け!人形だってきっと!」

マリアン「本当に?」

翔「とりあえず、落ち着こう?マリアンさんは向こうで何か探して?俺はこれを調べるから。」

潤「佐倉先輩お願いします。俺はゼウスと一緒に探しますね!」

翔「頼んだぞ。…これは…鍵?どこのだろう…それにしても、死体にしては異臭がないからこれは本当に人形かもな。本物みたいで気味が悪い…他に何かないかな…」

マリアン「潤…ありがとネ。」

潤「別にどうってことねぇよ。だが、あまり大声出さないほうが良さそうだな…なにか嫌な気配がする。」

マリアン「イヤな気配?」

潤「さっきから、誰かが見てるような…!誰かくる!佐倉先輩!」

翔「足音か?とりあえず隠れよう!二人とも、なるべく気配隠すように!この感じはあの二人じゃない…」

マリアン「わかったネ!」

ペタペタペタペタ……ペタ。ガラガラガラ。

低級魔物「ニンゲンノニオイ……ドコニカクレタ…」

マリアン「…あれ…なに?」

潤「静かに!気配でバレてしまう。」

低級魔物「ココカ?」

バンッ!

低級魔物「イナイ…ボスニホウコク…」

ペタペタペタペタ……

翔「行ったか……これは…」

マリアン「怖かった…あの生き物はなんなの?日本はあんなのも生息するの?」

潤「そんなわけあるか!俺もあんな生物初めて見たわ。」

翔「二人とも、まだ近くにいるかも知れないから静かに…とりあえず、慎重に進もう。さっきの奴がカギを落としたから、それでどこかの部屋(教室)に入れるかもしれない…」

潤「わかった。」

マリアン「了解なのです。」

潤「(本当にあの化け物は何だったんだろう…佐倉先輩は

冷静だし。まぁこんな状況だから余計に冷静なんだろうけど…)」

‐謎の男と同化した零は…‐

低級魔物「アレ?ボス?ソコノニンゲン…ボスワドコダ。」

零×「低級魔物か…我の気配もわからぬとは…まぁよい。それで、どうした。」

低級魔物「ボス…!ニンゲンキタ。イケニエ…オレタベテモイイ?」

零×「それは許さん!我は楽しめてなかろう…我が楽しんでからなら食べてよいぞ。ただ、食べるのは二人だけだ…我の許可なしに食べるでないぞ?」

低級魔物「ワカリマシタ。ソノモノヲホカクシマスカ?」

零×「そうだな…よし、我はそいつらと合流する。捕獲の際は我も一緒にしよ!バレては面白くないからのう…」

低級魔物「…ボスノ、オココノママニ…」

零×「さて…ゲームのスタートだ!!」


 
 
 

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